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9月28日(苫小牧市(ウトナイ湖))

 計画では、札幌市の定山渓にいく予定であったが宿が取れず。
 よく考えれば、この季節は紅葉の季節。なお、外国人(中国、韓国
、台湾?)の観光客が多い所。
 計画を変え、ウトナイ湖に行ってみることにした。
 苫小牧の町から北東12kmの距離にウトナイ湖があり、その北西
岸にウトナイ湖サンクチュアリがある。ウトナイ湖は周囲9km、水深
0.6mの海跡湖で、アイヌ語で「小さな川の流れが集まるところ」とい
う意味があるそうだ。ガン、カモ、ハクチョウ類を中心とした渡り鳥の中
継地として有名で、1,991年12月 ウトナイ湖がラムサール条約の登録
地となる 。
 この時期は、ガン、カモ類がやって来るのにはまだ早い。
 オオハクチョウもいず、コブハクチョウが岸辺にいた。
 コブハクチョウの身繕い。
 近くの上空をカササギらしきものが飛んだ。
 北海道にカササギは、いるのだろうか?
 辺りの林の中はモミジが紅葉。
 岸辺にはエゾリンドウが咲いていた。
 岸辺の林には、ほとんど鳥影なし。
 わずかにベニマシコ♀を確認。
 換羽中か。
 盛んに草の実を食べていた。
 カモ類は、ヒシクイを確認。
 いくつかの群れをなし飛んでいた。
 遠くでエゾシカがヒシクイの群れの中を歩いていた。
 これも北海道の光景か。
 ヒシクイは驚きもせず、湖面を泳いでいた。
 湖の近くの林の中でエゾシマリスに遭遇。
 頭胴長が12-15cm、尾長が11-12cmで小さなリスだ。背中には5本の
黒い縞があり、縞の間はクリーム色になり、腹と耳の先は白くかわいい。
 繁殖期は春から夏で、年に1-2回出産し、1回に3-7頭、平均5頭の仔を
産み、寿命は5-6年であるそうだ。
 アップで。
 警戒しているときは、じっと動かない。
 この態勢でしばらくいた。
 口に含んでいたドングリらしきものを食べていた別個体。
 エゾリスも木の上にいた。これも警戒中は、動かない。
 体長は22 - 27cm位。尾長は16 - 20cm、尾の付け根の直径は7 - 8mm。
 繁殖期は2月下旬から7月下旬で、出産時期は4月上旬から8月、妊娠期間
は約40日弱。出産する子リス数は1 - 7匹で、通常は3 - 4匹出産し、1個体の
出産回数はその年の繁殖期に通常1,2回で、1回の場合が多いそうだ。。
 樹上で警戒する。
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