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2015年

6月10日(江戸川)

 天気は、晴れ。
 関東での最後の撮影日。
 巣立ったチョウゲンボウ幼鳥の確認へ。
 現地7時到着。
 昨日の雨で、キジ♂が川渕の草むらから堤防側に出ていた。
 飛ぶキジを撮影するチャンス。
 結果、後ろ姿の撮影となった。
 松戸側でチョウゲンボウ親子を確認。
 三郷側に飛んで来るのを待つが、来る様子なし。
 松戸側へ移動。

 昨日の水溜りで水浴びをするチョウゲンボウ幼鳥。
 近くのバックネットの上で水を飛ばす。
 同じバックネットでは、母親が身づくろい。
 人の子供と同様に、幼鳥は分けの分からない動きをする。
 なぜかグランドに降り、地面に出たロープに興味を示す。
 こちらにやって来て、飛び上がる。
 バックネットからの飛出し。
 細いロープに止まるが、バランスがとれない。
 成鳥は、無駄にこのような所には止まらない。
 幼鳥たる所以である。
 しかし、飛翔力は大人並になっている。
 片足が傷ついた親♂は、トカゲを幼鳥に運ぶ。
 幼鳥は、もらったトカゲを自分で食べれるようになった。
 動きは、まだぎこちない。
 上の方へ渡るにも、しがみつくように登る。
 食事後は、身づくろい。
 5羽誕生したヒナのうち、育ったのは1羽のみ。
 寂しい結果となったが、元気に育って欲しい。
 今季、最後のチョウゲンボウ。
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