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2015年

8月19日(その後のミサゴ)

 7月19日に、残っていた1羽の子供が母親に追い出されて以後、
 子供の 姿は見えなくなった。
 いつもなら、子育てを終えたミサゴ夫婦は巣を離れ、どこかに行っ
 てしまう。
 今年は、まだ巣の辺りで、2羽穏やかに暮らしている。

 
■7月27日
 
 生活の中心は、遠い岩場の上。
 ときたま、巣に戻る。
 父親は、毎日狩りをする。
 母親は、だいたい巣の周辺にいる毎日。
 ■7月28日

 いつものように父親が狩りに行って、遠くの岩場に戻って来る。
 子の岩場が、生活の中心。
 子の岩場で、夫の帰りを待つ母親。
 ■7月29日

 
 この日は、父親は別の岩場で食事中。
 ミサゴは、朝早くから活動する。
 午前6時に到着したときは、既に食事中。
 食べ残した魚は、巣にいる母親へ渡す。
 母親は、巣では食事をしない。
 遠くの岩場に運んで食事。
 ■8月1日

 
 遠くの岩場に佇む。
 巣の近くを飛ぶ父親。
 ■8月15日

  
  夜明け(午前5時半頃)には、父親は遠くの岩場で既に食事。
  四国の山から陽が昇るため、太陽にミサゴは、入らない。
 うすぼんやりした朝日に、海面は淡く輝き始める。
 もう少し陽が昇ると、海面は輝きを増す。
 ミサゴ夫婦は、半年の子育てを終え、穏やかに暮らしていた。
 来年も、また、元気に子育てに頑張れ。
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