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2016年

1月12日(出水市(鹿児島県))

 大分の鳥友と出水市にツルに会いに行く。
 出水市観光協会の情報によると、1月10日現在で
 17,005羽(計測史上最高の羽数)
 (内訳 ナベヅル13,795羽 マナヅル3,195羽
 クロヅル5羽 カナダヅル8羽 ナベクロヅル2羽)
 天気は曇り。現地、午後2時頃到着。
 ツル観察センターの屋上からみると、餌撒場近くに群
 がっている
 
 辺りの畑にも三々五々群れていた。
 朝7時に餌を撒く。
 餌をめがけて、夜明けとともに集まって来る。
 クローズアップしてみると、喧嘩をしているものもいる。
 遠くの畑のナベヅルが一斉に飛び立つ。
 ナベヅルの家族。
 真ん中が幼鳥。
 ナベヅルは、中華人民共和国東北部、ロシア東南部、モンゴル
 北西部などで繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島南部、長江
 下流域へ南下し越冬する。世界の生息数はおよそ1万羽と推定
 され、全体の90%近くが出水市で越冬する。
 名前は、胴体の羽衣の色が鍋についた煤のように見えることに
 由来するそうだ。
 ナベヅルの飛翔。
 鳴きながら飛ぶ。
 若いナベヅルの着地前。
 一人佇むマナヅル。
 マナヅルは、夏季に中華人民共和国北東部、モンゴル北東部、
 アムール川・ウスリー川流域で繁殖し、冬季になると日本、朝鮮
 半島(東部個体群)、長江下流域(西部個体群)ヘ南下し越冬する。
 日本では主に出水平野で越冬する。
 マナヅルの求愛のポーズか。
 羽を広げてディスプレイ。
 マナヅルの飛翔。
 マナヅルの飛翔は、美しい。
 ナベヅル、マナヅル等は、2月頃から北へ帰り始め、3月中には、全て
 北へ帰るそうだ。
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