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2016年

4月23日(三番瀬・谷津干潟・幕張海浜公園)

 三番瀬

 天気予報は、曇り。
 今日の三番瀬は、大潮の日、土曜日、潮干狩りの解禁が
 重なり、大混雑が予想される。
 現地午前7時到着。
 案の定、まだ潮が引いていないが多くの人々で賑わってい
 た。
 シギチ類は、潮が引くまで潮干狩り用囲いの上で待機。
 囲いの上にいるのは、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、
 オオソリハシシギ、ダイゼン、オバシギ、ハマシギ。
 
 網の上でダンスするオバシギ。
 風に吹かれてばたつくダイゼン。
 バランスを崩すオオソリハシシギ。
 静かに佇むチュウシャクシギ。
 潮が引き始め、喜んで飛び上るメダイチドリ。
 忍者のように現れたミヤコドリ。
 羽繕いにいそしむキョウジョシギ。
 谷津干潟

 三番瀬を早々に退散し、谷津干潟へ。
 知人の I 氏と偶然出会う。ホウロクシギを撮りに来たという。
 今日は、ホウロクシギの姿は見えなかった。

 チュウシャクシギがセンター前に居た。
 
 ゆっくり1羽で水面を渡って行ったオナガガモ。
 水面は風もなく鏡のよう。
 飛んで来たダイサギ。
 羽に水面が映る。
 今日も干潟やって来るメダイチドリ。
 幕張海浜公園

 多くのカモ達は飛び立った。
 わずかにヒドリガモが残るのみ。
 カンムリカイツブリは5羽残存。

 水面を採餌しながら、時折休憩。
 伸びの身震いをする。
 羽を伸ばしバタつく。
 入念に羽根の手入れ。
 ムクドリが何かの幼虫を咥えていた。
 大きい幼虫でなかなか飲み込めない。
 幼虫を加えたまま歩いていると、仲間に幼虫を奪われる。
 押し込まれ、倒れる。
 そのままダウン。
 幼虫を奪った強奪者。
 生物界の食べ物の争いは怖いものだ。
 弱肉強食の世界。
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