HOME

2016年

6月7日(青江川)

 天気は、曇り。
 しばらく晴れる日は望めない。
 青江川の近くを通ったので、川を覗いてみる。
 4羽のアマサギが岸辺の草むらで採餌していた。
 「亜麻色の長い髪を 風がやさしくつつむ……」という歌が
 あった。
 亜麻色=亜麻を紡 つむいだ糸の色のような黄色がかった
       薄茶色
 この4羽の亜麻色の色づきがそれぞれ違う。
 この4羽の集団は、どういう関係か?
 家族、たまたまの同類?
 同一種は、いつも一緒に行動する。
 毎年、青江川に立ち寄るようだ。
 ここで、虫、ミミズ等を採餌し、しばし休養し、立ち去る。
 最も亜麻色の夏羽が鮮やかな個体。
 何か不思議そうに空を見上げる。
 この個体は、頭部、胸、背にかすかな亜麻色。
 この個体は、胸と背にかすかな亜麻色があり、頭部は薄い。
 この個体は、ほとんど亜麻色がない。
 餌を探して、草むらを闊歩する。
 対岸に渡り、更に仲間の所へ。
 草むらをジャンプ。
 虫を飲み込む。
 体を膨らませると、淡い亜麻色がかすかに。
 白いアマサギ。
 やはり、アマサギは亜麻色でなければ。
 お腹がいっぱいになったようで、別の場所に飛び去った。

 「乙女は胸に 白い花束を
  羽根のように 丘をくだり
  やさしい 彼のもとへ……」

  懐かしい青春歌謡。
TOPページへ