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2016年

6月8日〈青江ダム・佐伯市(上浦町)〉

 青江ダム

 青江ダムでは、鳥の姿は少なくなった。
 今年もアカショウビンの声が聞こえ、山肌を移動している様子。
 カッコウの声を、青江ダムで初めて聞く。
 サンコウチョウは、あちこちで声を聴くのみ。たぶん、営巣中で
 行動範囲が狭くなっているのだろう。
 オオルリの囀りだけが、目立つ。

 山道を歩いていると突然現れたオオルリ♂。
 いつものパターンである。
 ヒョッコリと突然現れる。
 この個体も山道を下っている際、突然現れた。
 その後、林の中に消えたがサンコウチョウの縄張りに入った
 ようで、サンコウチョウにけたたましい声で追われた様子。
 小川の傍には、キセキレイの幼鳥が佇む。
 佐伯市(上浦町)

 ミサゴの子供たちは、親鳥と同じ大きさになった。
 右端が母親、左3羽が幼鳥。
 3羽の幼鳥のうち、1番大きな子(1番早く生まれた。仮称「一郎」
 )は、既に餌取りの練習を始めていた。
 本能か親の狩りを見ての学習か。
 海面に着水し、飛び上がる練習。
 着水して、テイクオフできないと狩りはできない。
 一郎は、自由に遠くまで飛べるようになった。
 まだ、餌は母親から貰っているが。
 母親は、うっとおしくなったのか、成鳥した幼鳥たちの巣から離れ
 るようになった。
 遠くの岩に佇む。
 一郎は、母親のもとに飛んで行く。
 入れ替わりに母親は、飛び去る。
 母親は、近くの大岩のテッペンに移動。
 巣の中の幼鳥は、羽搏きの練習。
 かなり高くまで飛び上がることができるようになった。
 母親が巣の方向へ戻る。
 上空に家族外のミサゴが旋回する。
 警戒の声を上げる。同時に巣の2羽の幼鳥は、身を伏せる。
 トビより同類のミサゴに対しては、警戒心が強い。
 もうすぐ幼鳥たちは、それぞれに飛び回り、餌取りを始めるだろう。
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