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2016年

6月28日〈佐伯市(上浦)のミサゴ①〉

 (6月27日撮影)
 上浦にいるミサゴ家族の生活を観察。
 日中は、家族ばらけて、巣にいることはない。
 早朝を狙う。
 午前5時10分の夜明け前。
 
 ミサゴ家族の生活の拠点の大岩。
 早くも父親が魚を確保して帰還。
 いつものとおり遠くの岩で、まず朝食。
 岩場の巣には、4羽の幼鳥がいた。
 1羽多い。右から2番目が、紛れ込んだ幼鳥に間違いない(
 頭が白いのが特徴。一郎と同じくらいに育った幼鳥)
 考えられるのは、
 ① 左の2羽の家族の幼鳥+右2羽の他の家族の幼鳥
 ② 左の2羽と一郎(右端)+他の家族の幼鳥(1羽)
 はっきり、分からない。
 一郎が友達を連れてきたのか?
 母親は、近くの大岩で佇む。
 同類の他のミサゴに対しては、警戒心が強いが、巣におじゃま
 している幼鳥には無関心か。
 幼鳥の2羽が他の家族である根拠は、この2羽が仲がいいこと
 である。
 頭の白い他の家族の幼鳥が枯れ松に移動すると、その後を追っ
 て行く。
 枯れ松の上を旋回して、
 枯れ松に止まろうとする。
 2羽バタつくが、
 何とか着地。
 枯れ松のテッペンに揃う。
 これを2度繰り返したことから、一緒に育った幼鳥と思われるが。
 一郎は、巣立った後、一匹旅立った可能性もある。
 今後の観察で判明するであろう。
 1羽が枯れ松から飛出し、
 岩場の花を背景に降下し、
 近くを旋回し、飛び去った。
 巣の家族の幼鳥1羽が飛び上がるが、ロープを捕まえたまま。
 ホバリングの途中で放す。
 遠くの岩場で2時間かけて食事した父親が、魚の半分を持って
 くる。
 巣の中に魚を置くと、すぐまた飛び去る。
 幼鳥たちの成長で巣が狭くなり、父親と母親は近場の岩場にいる
 時間が多くなった。
 6羽のミサゴで、巣の周辺は、久しぶりに賑わった。
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